2026年7月30日、家族でホーチミンのチョロンを歩きました。
前年の2025年のホーチミン旅行では、チョロンへ行きませんでした。2026年は、家族で前年とは少し違うホーチミンを見てみたいと思っていたのです。
私はずっと以前にベトナムを旅行したとき、チョロンを訪れたことがありました。現在のホーチミンには、きれいなショッピングモールなども増えています。昔訪れたチョロンが、今どのくらい変わっているのかも見てみたいと思っていました。
実際に歩いてみると、私が覚えていたチョロンの雰囲気は思った以上に残っていました。「そうそう、こんな感じだった」と思う場面もあり、私はそれだけでも満足でした。
ただ、この日はチョロンへまっすぐ向かったわけではありません。
中央郵便局からチョロンへ
チョロンへ向かう前に、中央郵便局へ行きました。
前年の2025年にも、中央郵便局から日本の自宅へハガキを送っています。そのときは、届くまで約2週間かかりました。
今年も、どのくらいで届くかなという楽しみがありました。
子どもたちは絵葉書を買い、その場で絵葉書を書きました。そして、日本へ投函しました。
そのため、チョロンへ向かう時間は予定より遅くなりました。
その後、中央郵便局からGrabでビンタイ市場へ向かいました。
昼ごろビンタイ市場へ
Grab移動にもかなり時間がかかり、ビンタイ市場に到着したのは昼ごろでした。
ビンタイ市場は、ホーチミンのチャイナタウンであるチョロンを象徴する市場の一つです。
もっと見たかったけれど短時間で切り上げる
市場では、服などを見ながら2階まで上がりました。
私は、昔訪れたチョロンの現在の様子をもう少しじっくり見たかったのですが、実際の滞在は短時間でした。市場の雰囲気を少し体験した、という程度です。
子どもたちはすでにベンタイン市場にも行っていました。ビンタイ市場との違いは特に印象に残っていないようで、市場自体の印象も比較的薄かったようでした。
一方で、私はもう少し見て回りたい気持ちがありました。
それでも市場を早めに出たのは、このあと行く予定だったTien Phatの営業時間が気になっていたからです。
旅行前に読んだ他の旅行者のブログでは、Tien Phatは昼ごろまでの営業と紹介されていました。店に間に合うよう、点心を食べる時間を優先して、市場を早めに切り上げました。
Tien Phatで点心を食べる
私も妻も点心が好きです。妻は特に腸粉が好きです。
前回の高雄旅行でも点心を食べたいと思っていましたが、うまく店を見つけられませんでした。
今回はベトナム旅行でしたが、チョロンというチャイナタウンを訪れる予定でした。ベトナムなら食事の値段も、まだわが家にとって許容できる範囲です。
「ベトナムで点心を食べる」という少し意外な組み合わせが、今回のチョロン歩きにはちょうどよいように感じました。
そこで、旅行前からチョロンで点心を食べられる店を探し、Tien Phatを調べていました。
Tien Phatは、チョロン周辺で長く親しまれてきた中国系の点心店です。
ビンタイ市場からGrabで移動し、店には間に合いました。昼過ぎだったためか、それほど混雑していませんでした。
冷房の効いた3階席へ案内され、家族で点心を食べました。
エビの蒸し餃子などの点心を食べ、腸粉も注文しました。
妻はもともと腸粉が好きで、今回はエビと豚肉の腸粉を食べました。もちもちとした腸粉の食感に、エビのぷりぷりとした食感もよく合い、どちらも美味しかったです。
最初は食べなかった上の子が腸粉を食べる
移動が長くなったこともあって、上の子は店に着いたころには少しご機嫌ななめでした。
そのためか、最初は料理にも手をつけませんでした。
それでも、しばらく店で休んでいるうちに、お腹が空いてきたのか、豚肉の腸粉を食べ始めました。料理の美味しそうな匂いや、私たちが食べている様子を見て、自分も食べたくなったのかもしれません。
最後には、「美味しかった」と話していました。
オンラン会館へ歩く
食後は、徒歩でオンラン会館へ向かいました。
オンラン会館は、旅行前にガイドブックで知りました。日本ではなかなか見る機会のない中国寺院を、子どもたちと実際に見てみたいと思っていたのです。
オンラン会館は、チョロンに暮らした中国・泉州出身者の歴史と深く結びついた場所です。現在も信仰の場であり、福建系の建築や華人文化が残っています。
反り上がった屋根や色鮮やかな陶製装飾、木彫、いくつもの祭壇や神像があり、2002年には国の建築芸術遺跡に認定されています。
家族で参拝し、私が特に印象に残ったのが斉天大聖でした。
『西遊記』でおなじみの孫悟空が、神様として祀られていることにも驚きました。
下の子が見つけたのはヤモリ
オンラン会館では、下の子が壁を這っている小さなヤモリを見つけました。
日本では壁を這うヤモリを見たことがなかったので、興味津々だったようです。下の子は、そのヤモリを見つけたことを喜んでいました。
また、オンラン会館の向かいの広場では、犬が寝転がり、背中を地面に擦り付けていました。
下の子はその犬を見て、「かわいい」と反応していました。
私は中国系の建築や信仰を見たくて来ましたが、下の子が見つけたのはヤモリと犬でした。
同じ場所にいても、家族それぞれに印象に残るものは違うようです。
トイレを探していたら、観光地ではないチョロンへ
オンラン会館を出たあと、子どもがトイレに行きたくなりました。
私たちは会館内でトイレを見つけられなかったため、外へ出て探しました。
Google Mapsの案内を頼りに歩き、途中でかなりローカルな市場を通り過ぎました。
入り組んだ道路上に、市場が広がっているような光景です。日本で普段見る市場や商店街とはかなり違っていました。
路上にはいろいろな食材が落ちていて、それを掃除している人の姿もありました。子どもたちにとっても、普段日本で目にすることのない光景だったと思います。
トイレを探して歩いていたからこそ、最初から予定していた観光地ではないチョロンの一面を見ることになりました。
こうした予定外の光景に出会うことも、子どもたちにとっては、いい意味での刺激になったのではないかと思います。
市場を見ながら歩きましたが、トイレの場所は分かりませんでした。
Google Mapsを見て歩き続けるうちに、時間が経っていきました。最初はまだ余裕がありましたが、後半になるとかなり切迫した状態です。
ビンタイ市場付近まで戻る
歩いているうちに、家族はビンタイ市場の近くまで戻っていました。
市場を見ているときには、まさか後でトイレを探してこの付近まで戻ってくるとは思っていませんでした。
偶然見つけたVIVA STAR COFFEEで休憩
トイレを探して歩いている途中、VIVA STAR COFFEEというカフェを偶然見つけました。
最初から予定していた店ではありません。
家族はそこでトイレを借り、そのまま休憩しました。
かなり歩いて疲れていたので、冷房の効いた店内で休めたのもちょうどよかったです。
休憩したあと、Grabでホテルへ戻りました。
家族それぞれに違うものが残った一日
今回のチョロン歩きでは、家族それぞれに違うものが残りました。
私は、昔訪れたチョロンの雰囲気が思った以上に残っていることを感じました。ビンタイ市場はもっと見たかったものの、点心を食べるために短時間で切り上げました。
妻とは、以前から好きだった腸粉をエビと豚肉の両方で楽しみました。高雄旅行でうまく店を見つけられなかった経験もあり、今回はチョロンで腸粉を楽しめたことが印象に残りました。
上の子は、移動が長くなったことで少しご機嫌ななめでした。それでも最後には豚肉の腸粉を食べ、「美味しかった」と話しました。
下の子は、オンラン会館でヤモリを見つけ、向かいの広場では犬を見て喜びました。
そしてトイレを探して歩く途中、家族でローカルな市場を通り過ぎることになりました。
同じチョロンを歩いていても、私が見たかったもの、夫婦で楽しみにしていたもの、子どもたちが見つけたものはそれぞれ違いました。
昔の記憶をたどるつもりで訪れたチョロンでしたが、家族で歩いてみると、また別の一日になりました。
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